電子レセプトビューア

電子レセプトビューア・ホームページ

ホームページに移動

オンラインマニュアル・トラブルFAQ

項目リスト

Windows7 / Windows8に共通する注意事項

「01 開始」、「02 終了」が期待した動作にならないケースや、アップデータが上手く適用できない場合、主な原因として「管理者権限の要件が満たされていない」ことが考えられます。
この場合、右クリックして表示されるメニューから「管理者として実行」を選択してください。
この「管理者として実行」で、セキュリティ上の確認メッセージが表示された場合は「許可/続行」などを選択してください。


電子レセプトビューア・システム取扱い上のトラブル

a. 「画面に何も表示されません」

a-1. Q) 「画面に何も表示されません?」 (1) _ 終了せずにUSBを抜き差しした場合
 

01 開始 を実行し、 画面のメッセージに従って y を入力して Enter キーを押しました。
画面には 電子レセプトビューアのシステムを起動しました と表示され、 メッセージに従って スペースキー を押しました。
Internet Explorer(IE)が起動したのですが、 IEの画面は 白いまま で、画面下のステータスは「待機中」となっています。 どうしたら良いでしょうか?

a-1. A)

電子レセプトビューアのシステムを停止せずにUSBを抜き差ししたり、USBを装着したUSBハブの電源が切れる、またはハブが抜けるなど、PCとUSBの接続が途切れると、こうした現象が生じることが有ります。

この場合、02 終了 を実行したうえで、もう一度 01 開始 を実行してみてください。
それでも正常に起動しない場合は PCを再起動して、PCの再起動後に 01 開始 を実行して、電子レセプトビューアを開始してください。

なお、電子レセプトビューアを終了する際は、必ず USB内の 「02 終了」 を実行したうえで、ウィンドウズのハードウェアの安全な取り外しの手順を行うようお願いします。

トップに戻る

b. 「画面に警告が表示されます」

b-1. Q) 「画面に警告が表示されます?」 (1) _ セキュリティ設定が厳しい場合
 

01 開始 を実行し、 画面のメッセージに従って y を入力して Enter キーを押しました。
画面には 電子レセプトビューアのシステムを起動しました と表示され、 メッセージに従って スペースキー を押しました。
すると画面上に「Windowsセキュリティの警告」が表示され、 Apache HTTP ServerThe MySQL Server をブロックし続けるかどうかを尋ねられます。
どうしたら良いでしょうか?

b-1. A)

電子レセプトビューアのシステムは、医科診療行為マスタや医薬品マスタとの照合に The MySQL Server を用いた DBサーバー(データベース)」 を動かしています。
また、IEなどのWebブラウザから閲覧・操作できるように ローカルサーバー として Apache HTTP Server を利用しています。

表示された警告は、これらが サーバー として 「他のPCから閲覧できる機能を提供する」 ため、セキュリティの観点から許可して良いものかどうかを尋ねている画面ですが、どちらも電子レセプトビューアのシステム上、必須の機能ですので ブロックを解除する をクリックしてください。

トップに戻る
b-2. Q) 「画面に警告が表示されます?」 (2) _ 仮想ドライブ等の競合が生じた場合
 

01 開始 を実行し、 画面のメッセージに従って y を入力して Enter キーを押しました。
画面には 無効なパラメータです と表示され、 電子レセプトビューアの起動に問題が生じました。 何かキーを押してください。 この画面を終了します。 となってしまい、先に進めません。
どうしたら良いでしょうか?

b-2. A)

電子レセプトビューアのシステムは、USBに「仮想ドライブ」を設定して「ローカルサーバー」を立ち上げます。
このとき、割り当てる仮想ドライブ番号が、ネットワークドライブや別の仮想ドライブに使用されていると、ドライブ番号の競合が生じて上記の無効なパラメータですという警告が表示されます。
このような場合は、通常開始時の 01 開始 では無く、 09 手動開始 を実行してください。 そして、先ほど競合したドライブ番号では無く、アルファベットの順番を1~2個ずらした番号を指定してみてください(例えば、ドライブ番号で競合が生じた場合、を指定してみます)。

トップに戻る

c. 「アクセスが拒否されました」

c-1. Q) 「アクセスが拒否されました?」 (1) _ ユーザー権限が足りていない場合
 

01 開始 を実行したところ、「ハードディスク上に個人情報を保存する画面」に遷移しました。
画面のメッセージに従って「C:ドライブにデータ用フォルダを作成」しようとしたのですが、画面には「アクセスが拒否されました」と表示され、その後、ビューアを立ち上げても閲覧できません。
どうしたら良いでしょうか?

c-1. A)

電子レセプトビューアのデータ群(個人情報など)をハードディスク上に保存するには、指定されたドライブ(C:ドライブなど)に新たなフォルダを作る権限が必要です。

この「アクセスが拒否されました」というメッセージが表示される場合、ユーザー権限が足りていません。 管理者権限を持つユーザーでログインし直すか、または「01 開始」を右クリックして「管理者として実行」を選択してください。 (このとき「管理者権限を持つユーザーのログイン情報」を求められる場合があります)

なお、管理者権限を持つユーザーかどうか、管理者権限を持つユーザーとしてログインするためのログイン情報については、お使いのPCの管理者にご確認ください。

トップに戻る

電子レセプトビューア・起動時のトラブル

1. 「システムの認証が確認できません」

1-1. Q) 「システムの認証が確認できません?」 (1) _ 管理者権限が無い場合
 

01 開始 を実行し、 画面のメッセージに従って y を入力して Enter キーを押しました。
画面には 電子レセプトビューアのシステムを起動しました と表示され、 メッセージに従って スペースキー を押しました。
Internet Explorer(IE)が起動したのですが、 IEの画面に システムの認証が確認できません。 5秒後にウィンドウを閉じます と表示され、 そこから先に進めません。 どうしたら良いでしょうか?

1-1. A)

コンピュータにログインしているユーザーが、 管理者権限 を持っていない可能性が在ります。
02 終了 を実行し、 最後の 何かキーを押してください のところでキーを押さずに画面を表示させたまま にしてください。

画面のメッセージに Microsoft JScript 実行時エラー:書き込みできません の文字が含まれていた場合、 ログインしているユーザーは 管理者権限 を持っていないようです。
一度コンピュータからログオフして、 管理者権限 を持つユーザーでログインし直してください。

トップに戻る
1-2. Q) 「システムの認証が確認できません?」 (2) _ USBが破損もしくはコピーされた場合
 

上の1-1.と同じ状況なのですが、 ユーザー権限は Administrator(管理者) となっています。
どうしたら良いでしょうか?

1-2. A)

USB固有の認証情報が破損している恐れがあります。
なおUSBをコピーした場合、 そのコピー版のUSBでは認証が通りません。
必ずオリジナルのUSBを使用してください。

トップに戻る
1-3. Q) 「システムの認証が確認できません?」 (3) _ Windows Vista / 7 の場合
 

上の1-1.と同じ状況なのですが、 ユーザー権限は Administrator(管理者) となっています。
どうしたら良いでしょうか?

1-3. A)

Windows Vista や Windows 7 の場合、ユーザーアカウント制御(UAC)と呼ばれる機構によりプログラム実行時の管理者権限を制限される場合があります。
この場合「01 開始」を実行する際は、「右クリック」から「管理者として実行」を行ってみてください。
これで通常通り起動できるように変わった場合、UACの設定を見直すことをお勧めします。

トップに戻る

2. 「Webページが見つかりません」

2-1. Q) 「Webページが見つかりません?」 (1) _ "Skype" が起動中の場合
 

上の1-1.と同じように 01 開始 から順番に進み、 IEが起動したのですが、 IEの画面に Webページが見つかりません と表示され、 そのままです。 どうしたら良いでしょうか?

2-1. A)

システムの ローカルサーバー が起動していない可能性が在ります。
01 開始 をもう一度実行し、 最後の 何かキーを押してください のところでキーを押さずに画面を表示させたまま にしてください。

画面のメッセージに "apache" is not started. の文字が含まれていた場合、 ローカルサーバーが起動できていません。


起動できない原因としては、 Skype などの ポート80 を使用するアプリケーションとの干渉が考えられます。 Skype をお使いでしたら、 以下の手順に従って Skype の設定を確認してください。

まず、 Skype の画面を開き、 画面上段の ツール から 設定 を選択します。
設定 画面の左下にある 詳細 をクリックし、 その下に表示された項目から 接続 を選択します。
画面中央の 上記のポートに代わり、 ポート80を使用 のチェックを外します。
画面下の 保存 ボタンを押し、 設定画面を閉じます。
Skype の確認メッセージを OK で閉じます。

Skypeの設定変更を有効にするために、ウィンドウズ画面右下の Skypeアイコン を右クリックして 終了 を選択します。 本当に終了するのか尋ねてくる Skype の確認画面で 再度終了 を選択します。


上記の手順で Skype を終了させた後、 01 開始 を再度実行してください。
干渉していたのが Skype であれば、 今度は画面のメッセージに "apache" is started. と表示され、 電子レセプトビューアの画面が正常に表示されると思います。

トップに戻る
2-2. Q) 「Webページが見つかりません?」 (2) _ "RS_Base" が起動中の場合
 

上の2-1.と同じ状況なのですが、 Skype は使っていません。
どうしたら良いでしょうか?

2-2. A)

お使いのPC上に、Skype 以外に ポート80 を使用しているアプリケーションがあるのかも知れません。

例えば RS_Base が動作しているPC上では、電子レセプトビューアのローカルサーバーを同時に起動させることが出来ません。
RS_Base電子レセプトビューア、 いずれか一方を起動している場合は、他方は起動できませんのでご了承ください。

※ RS_Baseとの同時起動を可能とするための、電子レセプトビューア側の「ポート変更(使用ポートを8080番に変更)」を行う機能を、最新のアップデータから同梱ツールとして提供しています。ご利用になるには、こちらの「新着情報」から必要なアップデータを適用し、USB内の「ツール」から「ポート変更」を実行してください。

トップに戻る
2-3. Q) 「Webページが見つかりません?」 (3) _ "ポート80" が使用中の場合
 

上の2-1.と同じ状況なのですが、 SkypeRS_Base は使っていません。
どうしたら良いでしょうか?

2-3. A)

お使いのPC上に、SkypeRS_Base 以外に ポート80 を使用しているアプリケーションがあるのかも知れません。 以下の手順で確認してください。


ウィンドウズ画面左下の スタート(Windows7の場合はWindowsアイコン)」 から すべてのプログラムアクセサリ と進み、 コマンドプロンプト を選択します。
コマンドプロンプトの画面に netstat -ano と入力して Enter キーを押します。
画面に詳細情報が表示されるので、 コマンドプロンプト画面のスクロールバーを使い、一番上が見えるところまでスクロールしてください。

詳細情報の一番上に Proto   Local Address   Foreign Address   State   PID という行が表示されています。
日本語表記の画面の場合は プロトコル ローカルアドレス 外部アドレス 状態 PID という文字列に変わります。

この Local Address の列を下に辿り、 x.x.x.x:80 (xは任意の数字)のように、 右端が :80 となっている行を探してください。
行が見つかったら、 その行の右端の PID の列の数字をメモしてください。


次に、 キーボード上の CtrlAltDelete の3つのキーを同時に押して、 Windowsタスクマネージャ を起動します。

タスクマネージャ画面で プロセス のタブを選択してください。
画面に イメージ名 PID ユーザー名 などの項目名が並んでいます。
項目名に PID が表示されていないときは、 画面上段の 表示 から 列の選択 を選び、 PID(プロセスID) にチェックを付けてください。

タスクマネージャのプロセス画面で「PID」 と表示された項目名をクリックすると、一覧が PID順に並び直されます。 先の手順 でメモした数字を、画面の「PID」 の中から探してください。

同じ数字が見つかったら、 その左に表示されている イメージ名 が、 ポート80を使用しているアプリケーションです。


ローカルサーバーが起動している場合は、 アプリケーション名 httpd.exeポート80を使用しています。

httpd.exe 以外が ポート80を使用している場合、そのアプリケーションとの干渉により、ローカルサーバーが起動できない状態にあります。
このアプリケーションを停止しても良いかどうかは、 お使いのユーザー環境に依存しますので、 判らない場合は管理者の方に確認してください。

※ ポート80番を占有するアプリケーションとの同時起動を可能とするための、電子レセプトビューア側の「ポート変更(使用ポートを8080番に変更)」を行う機能を、最新のアップデータから同梱ツールとして提供しています。ご利用になるには、こちらの「新着情報」から必要なアップデータを適用し、USB内の「ツール」から「ポート変更」を実行してください。

トップに戻る
2-4. Q) 「Webページが見つかりません?」 (4) _ "hosts" が設定されている場合
 

上の2-3.と同じ状況で、 アプリケーション名 httpd.exeポート80を使用しているようなのですが Webページが見つかりません と表示されます。 どうしたら良いでしょうか?

2-4. A)

Windowsのシステムファイルの一つである hostslocalhost が設定されているのかもしれません。

USBの中にある ツール フォルダを開き、 08 ビューア・アドレス を実行してみてください。
01 開始 が正常に完了している場合、 この 08 ビューア・アドレス を実行すると メモ帳 が開き、 3行ほどの画面が表示されます。

メモ帳に表示された1番下の行にある http://xxx.xxx.xxx.xxx/receview/ (xは任意の数字)をコピーして、 IEのアドレス欄(URL欄)に貼り付け(ペースト)し、 Enter キーを押してください。

貼り付けたURLで 電子レセプトビューアの画面が表示されるようであれば、 お使いのPCには hosts が設定されている可能性が在ります。
管理者の方に確認して hosts に設定された localhost を解除してください。

トップに戻る
2-5. Q) 「Webページが見つかりません?」 (5) _ 他の "httpd.exe" が起動中の場合
 

上の2-4.と同じ状況で、 httpd.exeポート80 を使用しているようなのですが、 08 ビューア・アドレス を実行して表示された http://xxx.xxx.xxx.xxx/receview/ を使ってみても、 画面には Webページが見つかりません と表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

2-5. A)

電子レセプトビューアの他に、 ローカルサーバー(httpd.exe)を使用するアプリケーションが起動している可能性が在ります。
(例えば 「RS_Base」 を同時に使用することは出来ません。)

電子レセプトビューアのUSBを装着して動作させるPC上では、一度に二つのローカルサーバーを動かすことは出来ないので、 先にそのアプリケーションを終了させてください。

または、RS_Base などを稼働していない他のPC上で電子レセプトビューアを起動させ、その画面に表示された「他マシンからアクセスする場合のアドレス」を用いて、PC上から電子レセプトビューアの閲覧操作を行うことは可能です。

※ UPS(無停電電源装置)の「自動シャットダウン」の機能を使用している場合、この機能のコントローラとして「Apache(httpd.exe)」を使用しているケースがありますのでご注意ください。

トップに戻る

3. 「ポップアップブロックが作動中のようです」

3-1. Q) 「ポップアップの警告」 (1) _ IEのポップアップブロック設定
 

IEの画面が表示される際に ポップアップブロックが作動中のようです。 ポップアップブロックを解除してください と表示されます。 どうしたら良いでしょうか?

3-1. A)

IE8の場合
画面の 電子レセプトビューア という大見出しのすぐ上に、 薄黄色の背景色で ポップアップはブロックされました。 このポップアップまたは追加オプションを表示するにはここをクリックしてください という文字が表示されている場合、 IE自体のポップアップブロックが作動しています。
メッセージに従い、 この文字列をクリックして、 以下の「ポップアップを常に許可する」設定を行ってください。


IE9の場合
画面の下の縁に InternetExplorerによって localhost からのポップアップがブロックされました という黄色い枠囲みのメッセージが表示されている場合、 IE自体のポップアップブロックが作動しています。
このサイトのオプション のボタンをクリックして、 以下の設定を行ってください。


ポップアップを常に許可する
IE8、 IE9のいずれの場合でも、 このサイトのポップアップを 常に許可する を選んでください。 ポップアップの許可についての確認メッセージが表示された場合 はい をクリックしてください。
電子レセプトビューアの画面が開き直され、 モニタの画面サイズいっぱいに表示されます。

トップに戻る
3-2. Q) 「ポップアップの警告」 (2) _ ツールバーによるポップアップブロック
 

上の3-1.と同じ状況なのですが、 薄黄色の背景色のメッセージは表示されていません。
どうしたら良いでしょうか?

3-2. A)

Google Toolbar などの ツールバー をインストールしている可能性が在ります。

ツールバーのメニュー上に ポップアップブロッカー というボタンが在りませんか?
このボタンをクリックして、 ポップアップを許可してください。

※ポップアップ許可の手順は、 お使いのツールバーにより異なります。 詳しくはツールバーの操作を確認ください。

トップに戻る

4. 「画面が閉じてしまいます」

4-1. Q) 「画面が閉じてしまいます」
 

01 開始 から順番に進み、 IEが起動したのですが、 IEの画面が一瞬開いた後、また閉じてしまい、そのままです。 どうしたら良いでしょうか?

4-1. A)

レセプトビューアは、モニタサイズに応じた最大画面サイズで表示するように、起動時に画面を開き直す処理を行っています。
稀に、画面を開き直すために使用している「ウィンドウ名」が取得できない、あるいは既に同じウィンドウ名が使用されている、などの原因により、最大画面サイズで開き直す処理が止まってしまうケースが生じ得ます。 お問い合わせの事例は、こうした現象が生じたものと考えられます。
この場合、起動時に使用した 01 開始 と同じフォルダ内にある、電子レセプトビューア のショートカットをダブルクリックしてください。 このショートカットから、電子レセプトビューアの画面を呼び出すことが出来ます。

トップに戻る

5. 「ローカルサーバーが起動中です」

5-1. Q) 「ローカルサーバーが起動中です」
 

01 開始 から起動させようとすると、「保存先をHDD上に設定するオプション」に画面が切り替わった後、「ローカルサーバーが起動中です」と表示されて、そこから先に進めません。 メッセージにあるように「02 終了」は実行してあるのですが、同じ箇所で「ローカルサーバーが起動中です」と表示されたままです。
どうしたら良いでしょうか?

5-1. A)

レセプトビューアは、通常設定の場合は「ポート80番」を使用しているため、ローカルサーバーの確認も「ポート80番」のアプリケーションが起動しているかどうかを見ています。 ただ、他のアプリケーションがポート80番を使用している場合は、上記の「保存先をHDD上に設定するオプション」の側で「ポート80番=ローカルサーバー」と誤認識して、「ローカルサーバーが起動中です」というメッセージを表示してしまいます。
このような場合は、「ツール」フォルダ内の「09 ポート変更」を実行して、ローカルサーバーの使用ポートを「8080」に設定してください。 この設定を行うことで「ローカルサーバーの使用ポートは8080番である」ことが明示的に示されるため、前述のオプションの側でも「8080番ポートが使用中かどうか」を確認するように設定が切り替わります。
この後、同じ「ツール」フォルダ内の「00 HDDデータ保存」を実行することで保存設定が正常に終了し、「01 開始」からの起動処理が滞りなく行われるようになります。

トップに戻る

電子レセプトビューア・運用時のトラブル

6. 「他マシンから閲覧できません」

6-1. Q) 「他マシンから閲覧できません?」 (1) _ 同一ネットワークの確認
 

電子レセプトビューアの画面が正常に表示されたので、 画面に表示された 他マシンからアクセスする場合のアドレス を使って隣りのPCから見ようとしたのですが Internet Explorer ではこのページは表示できません と表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

6-1. A)

前提として、 電子レセプトビューアを起動しているPCと隣りのPC、 どちらのPCもネットワークに接続されていて、 ネットワークプリンタからの出力やWeb閲覧が可能な状態にあるとします。
そのうえで、 2台のコンピュータ同士が同一ネットワーク上に接続されているかどうかを確かめます。

隣りのPCから、 以下の手順で確認してください。

ウィンドウズ画面左下の スタート(Windows7の場合はWindowsアイコン)」 から コントロールパネル を開きます。


Windows7の場合
Windows7の場合は ネットワークとインターネットを選び、 続いてネットワークと共有センター の下にある ネットワークのコンピュータとデバイスの表示 を選びます。


WindowsXPの場合
WindowsXPの場合は ネットワークとインターネット接続 を選び、 続いて左カラムにある 関連項目 から マイネットワーク をクリック。
同じく左カラムの ネットワークタスク から ワークグループのコンピュータを表示する を選びます。


画面上に 相手先のコンピュータ名 が表示されていれば、 同一ネットワーク上のPCとして認識されています。

もし 画面上に相手のコンピュータ名が表示されない、 もしくは操作中の 隣りのPC自身 の1台分しか表示されていない場合は、 電子レセプトビューアを起動しているPCと隣りのPCが 同一ネットワーク の設定になっていない可能性があります。 ネットワーク管理者の方に確認してください。

トップに戻る
6-2. Q) 「他マシンから閲覧できません?」 (2) _ 周辺機器のIPアドレスを確認
 

上の6-1.の手順で同一ネットワーク上にあることが確認できたのですが、 隣りのPCから閲覧しようとすると Internet Explorer ではこのページは表示できません と表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

6-2. A)

お使いのコンピュータにUSB接続の Webカメラ などを接続していると、 その Webカメラ の機種によっては 独自のIPアドレス を持つものが在り、 この独自IPアドレスを誤認識したときは ローカルサーバー のIPアドレスでは無く、 WebカメラのIPアドレスが表示されてしまう場合があります。

確認するには、 ウィンドウズ画面左下の スタート(Windows7の場合はWindowsアイコン)」 から すべてのプログラム と進み、 アクセサリ から コマンドプロンプト を起動してください。

コマンドプロンプトの画面に ipconfig /all と入力して Enter キーを押します。

コンピュータが有線LAN接続の場合は Ethernet adapter(イーサネット アダプタ)ローカルエリア接続無線LAN接続 の場合は Wireless LAN adapter ワイヤレスネットワーク接続 という接続名が表示され、 接続名の下には 「IP Address(IPアドレス)」「Subnet Mask(サブネットマスク)」 など接続に関する詳細情報が表示されます。

もし 接続しているWebカメラが 「独自のIPアドレス」 を持つものだった場合は、 接続名の下にある Description(説明) の箇所に、 「~ Ethernet Adapter」「~ WiFi Adapter」「~ Controller」 といった 「有線LAN」 「無線LAN」 の接続機器を示す文字では無く、 Microsoft TV/ビデオ接続 などの 「Webカメラ」 を示す内容が書かれています。 この 「Webカメラ」 の接続情報が見つかった場合、 その接続名の箇所に書かれている IPアドレス を確認してください。
電子レセプトビューアの画面に表示された 他マシンからアクセスする場合のアドレス「http://XXX.XXX.XXX.XXX/receview/」 に書かれている赤字部分が、 このWebカメラのIPアドレスになっていると思います。

こうした場合、 他の「Webカメラでは無い接続」 に書かれている 「IPアドレス」 に読み替えて、 IEのURL欄に入力してみてしてください。
正常に表示できるようであれば、そのWebカメラが原因です。使用しないときはWebカメラを外しておくことをお勧めします。

トップに戻る
6-3. Q) 「他マシンから閲覧できません?」 (3) _ ファイアウォールの設定
 

上の6-1.の手順で同一ネットワーク上にあることが確認でき、 また6-2.の手順も確認してローカルエリア接続は1つだけで、Webカメラも接続していないことを確認しましたが、 隣りのPCから閲覧しようとすると Internet Explorer ではこのページは表示できません と表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

6-3. A)

同一ネットワーク上のPCなのに閲覧できない場合は、 電子レセプトビューアを起動しているPC側に ファイアウォール が設定されている可能性があります。

次の手順でファイアウォールにポート80の接続を許可する設定を追加してください。
※ファイアウォールの設定は、 電子レセプトビューアを起動しているPC側で行います。 「隣りのPC」 には設定不要です。


WindowsXP の場合
WindowsXPの場合、 スタート から コントロールパネル を開き、 セキュリティセンター をクリックし、 続いて セキュリティセンター の画面で Windowsファイアウォール をクリックします。

Windowsファイアウォール 画面の 全般 タブで、 有効(推奨) の下にある 例外を許可しない「チェックが付いていないこと」 を確認し、 チェックが付いていたら外してください。

続いて Windowsファイアウォール 画面の 例外 タブをクリックします。
プログラムの追加 ポートの追加 編集 削除 と表示されているボタンのうち、 ポートの追加 をクリックします。

表示された ポートの追加 画面で以下の設定を行ってください。
● 「名前RECEVIEW など判りやすい名前を入力します。
● 「ポート番号 には、 半角数字で 80 を入力します。
● 「TCP UDP は、 TCPにチェックしてください。
OK ボタンをクリックして、 設定を追加します。

例外 タブの プログラムおよびサービス の一覧に、 追加した RECEVIEW が登録され、 チェックが付いていることを確認します。

OK ボタンを押して Windowsファイアウォール 画面を終了します。


Windows7 の場合
Windows7の場合、 スタート(Windowsアイコン)」 から コントロールパネル を開き、 システムとセキュリティ をクリックし、続いて システムとセキュリティ 画面の Windowsファイアウォール をクリックします。

Windowsファイアウォール 画面が表示された場合は、 左カラムの 詳細設定 をクリックします。
許可を求める確認メッセージが表示された場合は はい を選択してください。

セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール 画面が表示されます。
左カラムの 受信の規則 をクリックします。
中央カラムに 受信の規則 が表示されます。
右カラムの 新しい規則 をクリックします。

表示された 新規の受信の規則 画面で 規則の種類ポート を選択して 次へ をクリックします。
次の プロトコルおよびポート の設定画面で TCP および 特定のローカルポート を選択して、 ポート番号の入力欄には半角数字で 80 を入力します。
次へ をクリックして、 接続を許可する が選択されていることを確認して、 また 次へ をクリックします。
この規則はいつ適用しますか? の選択肢のうち、 ドメインプライベート のみチェックを残し、 パブリック のチェックを外して、 次へ をクリックします。
名前RECEVIEW など判りやすい名前を入力して、「完了」 ボタンを押してください。

受信の規則 画面に戻るので、 上記の作業で追加した RECEVIEW が受信の規則一覧の中に表示され、 かつ緑色のチェックが付いていることを確認します。

セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール画面の右上のクローズ([×]) ボタンを押して画面を閉じます。


上記の手順で ファイアウォールに ポート80 を設定した後、 再度、 隣のPCから閲覧してみてください。

トップに戻る

7. 「iPad から閲覧できません」

7-1. Q) 「iPad から閲覧できません?」 (1) _ Wi-Fi接続の確認
 

電子レセプトビューアの画面が正常に表示されたので、 画面に表示された 他マシンからアクセスする場合のアドレス を使って iPad から見ようとしたのですが ページを開けません。 Safariはサーバに接続できませんでした というメッセージが表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

7-1. A)

まず iPad が Wi-Fi で 無線LAN に接続されていることを確認します。
※ Wi-Fi は 無線LAN の相互接続を保証する統一規格で、 施設内の 無線LAN 機器に最も広く使われています。

iPad の (ホーム)」 ボタンを押し、 メイン画面から 設定 をタップします。
設定 画面の左メニューから Wi-Fi を選択します。
右に表示された Wi-Fiネットワーク の画面で、 Wi-Fiオン になっていること、 および ネットワークを選択 の欄に 有効な(チェックの付いた)」 接続先が選択されていることを確認してください。

もし Wi-Fiオフ の場合は、 iPad の Wi-Fi 接続が無効に設定されています。 Wi-Fiオン に設定してください。

Wi-Fiオン なのに ネットワークを選択 の欄に有効な接続先が表示されていない場合は、 iPad が 無線LAN に接続されていません。 お使いの 無線LAN 機器の説明書を参照し、 iPad を 無線LAN に接続してください。
3G対応の iPad の場合、 Wi-Fi による 無線LAN 接続では無く、 3G回線で一般のインターネットに接続している場合があります。 確認する際は、 「設定」モバイル通信オフ に設定してください。

トップに戻る
7-2. Q) 「iPad から閲覧できません?」 (2) _ URLの確認
 

上の7-1.の手順で iPad が 無線LAN に接続していることは確認できたのですが ページを開けません。 サーバが応答を停止しています というメッセージが表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

7-2. A)

このメッセージが表示される場合、 URLが正しく入力されていないか、 ブックマークに登録した 「電子レセプトビューア」 のアドレスが変わってしまった可能性が在ります。

iPad のブラウザ(Safari)のURL欄(アドレス欄)に表示されている情報 XXX.XXX.XXX.XXX/receview/ (Xは任意の数字)と、 電子レセプトビューアの画面に表示されている 他マシンから接続する場合のアドレス http://XXX.XXX.XXX.XXX/receview/ を確かめてください。
※ iPad 側の画面には先頭の http:// が表示されていませんが、 これは構いません。

トップに戻る
7-3. Q) 「iPad から閲覧できません?」 (3) _ サブネットマスクの設定
 

上の7-1.および7-2.の手順で、 iPad が 無線LAN に接続しており、 またURLが正しく入力できていることも確認したのですが ページを開けません。 サーバが応答を停止しています と表示されます。
どうしたら良いでしょうか?

7-3. A)

iPad が接続している 無線LAN が、 電子レセプトビューアのPCと同一ネットワーク上にあるかどうかを確認します。


iPad の (ホーム)」 ボタンを押し、 メイン画面から 設定 をタップします。

設定 画面の左メニューから Wi-Fi を選択します。
右に表示された Wi-Fiネットワーク の画面で、 Wi-Fiオン になっていること、 および ネットワークを選択 の欄に 有効な(チェックの付いた)」 接続先が選択されていることを確認します。

次に、 チェックの付いた接続先の右端にある(>)ボタンをタップします。
IPアドレス の情報が表示されます。

IPアドレスの種類が DHCP BootP 静的 と三種類あるうち、 DHCP もしくは 静的 が選択されていることを確認します。
また、 その下の欄にある IPアドレス サブネットマスク ルーター の箇所に書かれた XXX.XXX.XXX.XXX (Xは任意の数字)を、 iPad の設定として判るようにメモしておきます。


次に、 電子レセプトビューアのPCの側でも、 IPアドレスを確認します。
ウィンドウズ画面左下の スタート(Windows7の場合はWindowsアイコン)」 から すべてのプログラム と進み、 アクセサリ から コマンドプロンプト を選択します。

コマンドプロンプトの画面に ipconfig /all と入力して Enter キーを押します。
画面にIPアドレス情報が表示されます。
IP Address(IPv4アドレス)」Subnet Mask(サブネットマスク)」Default Gateway(デフォルト ゲートウェイ)」「DNS Servers(DNSサーバー)」 の情報を確認し、 それぞれメモします。
※ノートパソコン等、 有線LAN(LANケーブル接続)と 無線LAN (ワイヤレス)の両方のLAN接続が可能なPCの場合は、 IPアドレス情報も二つ表示されます。 有線LANは Ethernet Adapter(イーサネット アダプター) ローカルエリア接続、 無線LAN は 「Wireless LAN adapter ワイヤレス ネットワーク接続」 として表示されます。


先の手順 でメモしておいた iPad の 「IPアドレス」 と、 PCの 「IPアドレス」 を比較します。
IPアドレスに表示された XXX.XXX.XXX.XXX」 のうち、 「点(.)」 で区切られた最初の3つ(赤字部分)の XXX.XXX.XXX. の数字に着目します。
この赤字部分の XXX.XXX.XXX. が iPad と PC で同じであれば、 PCから iPad のIPアドレスに向かって接続確認の信号を送ってみます。

PCのコマンドプロンプト画面から ping XXX.XXX.XXX.XXX (XXX.XXX.XXX.XXX は iPad のIPアドレス)と入力して Enter キーを押します。
iPad との通信が失敗した場合は、 Request timed out(宛先ホストに到達できません)」 という内容が表示されます。
※PINGは、 標準で 「4回」 の信号を送って相手先との通信を確認するため、 結果(応答)が4行、 表示されます。

この XXX.XXX.XXX. の部分が iPad とPCで同じ内容なのに、 上記の接続確認が失敗する場合は、 無線LAN のルーター設定の セキュリティに関する部分 を見直す必要が在ります。
詳しくは、 お使いの 無線LAN 機器の説明書を参照してください。

また、 上の XXX.XXX.XXX.XXX」 を比較したとき、 最初の二つ XXX.XXX. は同じでも、 次の XXX.異なる場合は、 サブネットマスク を確認します。

PCの サブネットマスク255.255.255.0 の場合、 PC と iPad のIPアドレスの違いに応じて 255.0 の部分を変更する必要が在ります。
※サブネットマスク値の計算に関する詳細は割愛しますが、 通常の小規模ネットワークの場合は 255.255.255.0 (一般的な初期値)、 有線LAN と 無線LAN などが混在する場合は 255.255.240.0、 さらに規模が大きくなると 255.255.0.0 といったサブネットマスク値が、 一般的に使用されます。


※ここから先の手順は、 PCのネット接続を設定し直す作業になります。 良く判らないまま設定を変えると、 PCからインターネットに接続できなくなったりネットワークプリンタから印刷できないなどの 「ネットワーク接続障害」 を生じる恐れがあります。 設定変更に不安がある場合は、 ネットワーク管理者などに相談するようにしてください。

上の手順で確認した サブネットマスク の値をPCに設定します。
ウィンドウズ画面左下の 「スタート」 から 「コントロールパネル」 を開きます。
「コントロールパネル」 画面から ネットワークとインターネット をクリックします。


Windows7の場合
Windows7の場合、 「ネットワークと共有センター」 の下にある 「ネットワークの状態とタスクの表示」 をクリックします。
画面中段の 「アクティブなネットワークの表示」 から、 右側の欄が 「ホームグループ:参加済み」 と表示されている接続を探し、 「参加済み」 の下に書かれている 「ローカルエリア接続(ワイヤレスネットワーク接続)」 をクリックします。
「ワイヤレスネットワーク接続」「ローカルエリア接続」 の両方が 「参加済み」 となっている場合は、 まず 「ローカルエリア接続」 をクリックします。
「ローカルエリア接続の状態(ワイヤレスネットワーク接続の状態)」 が表示されるので、 画面左下の 「プロパティ」 をクリックします。
「プロパティ」 を選択した際、 確認メッセージが表示された場合は 「はい」 をクリックしてください。


WindowsXPの場合
WindowsXPの場合、 ネットワークとインターネット接続 の画面から ネットワーク接続 をクリックします。
「ネットワーク接続」 の画面を「詳細」に変更して、画面上の 「LANまたは高速インターネット」 の項目のうち、 「状態」接続 となっている 「ローカルエリア接続(有線LAN)」 または 「ワイヤレスネットワーク接続(無線LAN)」 を選択し、 右クリックから プロパティ を選択します。
「プロパティ」 を選択した際、 確認メッセージが表示された場合は 「はい」 をクリックしてください。


表示された 「ローカルエリア接続のプロパティ(ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ)」 から インターネットプロトコル(TCP/IP) (Windows7の場合は 「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」 )を選択し、 右下の プロパティ をクリックします。
インターネットプロトコルのプロパティ (インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ)」 画面が開いたら、 IPアドレスを自動的に取得する 次のIPアドレスを使う のどちらにチェックが入っているかを確認します。
「次のIPアドレスを使う」 にチェックが入っている場合は、 その下にある IPアドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイ の情報をそれぞれメモします。
また DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する 次のDNSサーバーのアドレスを使う のどちらにチェックが入っているかを確認し、 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」 にチェックが入っている場合は、 優先DNSサーバー 代替DNSサーバー の情報を同じくそれぞれメモします。


次に設定を変更しますが、 最初にまず、 手元にPCの IPアドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイ の情報が揃っていることを確認します。
情報を再確認するには、「コマンドプロンプト」から「ipconfig /all」を実行してください。

「IPアドレスを自動的に取得する」 がチェックされていた場合は、 次のIPアドレスを使う に変更します。 「IPアドレス」 「サブネットマスク」 「デフォルトゲートウェイ」 の欄が入力可能となるので、 手元の情報を入力していきます。
また 「次のIPアドレスを使う」 に変更すると、 DNSサーバーの欄も 次のDNSサーバーのアドレスを使う に変更され、 「優先DNSサーバー」 「代替DNSサーバー」 が入力可能となります。
※DNSサーバー欄の 「優先DNSサーバー」 は入力必須です。 もし不明な場合は 「デフォルトゲートウェイ」 と同じ内容を 「優先DNSサーバー」 に設定してください。

ここまでの入力が済んだら、 次は サブネットマスク の値を変更します。
標準で 「255 255 255 0」 となっているサブネットマスク値の3つ目の 「255」 にカーソルを合わせ、 「240」 に変更します。
入力内容・変更内容を確認し、 インターネットプロトコル(TCP/IP) 画面の 「OK」 ボタンをクリックして閉じます。 これでサブネットマスク値が 「255 255 240 0」 に変更されます。

ここで再び コントロールパネル を開き、 ipconfig /all を入力します。
表示された内容の 「Subnet Mask(サブネットマスク)」 に、 変更が反映されていることを確認します。

サブネットマスク値の変更を確認した後、 iPad から 「電子レセプトビューア」 が閲覧できるかどうかを確認します。

トップに戻る

8. 「ネットに繋がらなくなりました」

8-1. Q) 「ネットに繋がらなくなりました?」 (1) _ IPアドレスの競合の可能性
 

上の7-3.の手順で、 電子レセプトビューアのPCに 「サブネットマスク」 を設定しました。
翌日にPCを起動したらネットに繋がらなくなりました。
どうしたら良いでしょうか?

8-1. A)

お使いのネットワーク環境が DHCP という仕組みを用いて、 PCごとのIPアドレスを自動的に割り振る設定になっている場合、 「サブネットマスク」 と同時に設定した 「IPアドレス」 が他のPCに割り当て直された可能性が在ります。
※DHCPは IPアドレスを自動的に取得 が設定されているPCが起動するたび、 順番にIPアドレスを割り振っていきます。 次のIPアドレスを使う で指定したIPアドレスが、 既に他のPCに割り当て済みだった場合、 「IPアドレスの競合」 が生じてネットに繋がらないなどの不具合が生じます。

電子レセプトビューアのPC上で6-3.の手順を行い、 IPアドレスを自動的に取得 に変更して、 インターネットプロトコル(TCP/IP) 画面の 「OK」 ボタンをクリックして閉じてください。
この状態でネットに繋がるようになる場合、 前回設定したIPアドレスが他のPCに使われているようです。

ネットワーク管理者もしくはルータの設定画面から、 ルータが自動的に割り当てるIPアドレスの範囲を確認してください。
割り当てる範囲が、 例えば 「192.168.1.2~192.168.1.32」 (192.168.1.1はルーター自身のIPアドレス)としたとき、 電子レセプトビューアのPCには 「192.168.1.33」 をIPアドレスに使うように、 5-3.の手順を行います。
このように設定することで、 他のPCが自動的に割り振られるIPアドレスと重なってしまう不具合を避けることが出来ます。
※ルータの設定など、 詳しくはルータの説明書を参照ください。

トップに戻る

9. 「PCが起動しなくなりました」

9-1. Q) 「PCが起動しなくなりました?」 (1) _ 起動デバイスの優先順位
 

電子レセプトビューアのUSBを装着したままPCを終了し、その後、PCの電源を入れて起動しようとしたら起動画面の途中で止まってしまい、PCが立ち上がらなくなりました。
どうしたら良いでしょうか?

9-1. A)

お使いのPCに設定されている「起動デバイス設定」(起動時にOSのインストールされている場所を探す順位づけ。BIOS設定)が、「HDD」よりも「USB」の順位が上になっている可能性があります。
このため、USBが装着された状態では、USBの中にOSを探しに行ってしまい、起動途中で止まってしまったのだと思われます。

このような時は 電源ボタンの長押し(15秒以上)を行い、電源が自動的に切れるのを待ちます。
そのうえで、一旦 USBを取り外し、それからPCを起動させてください。

トップに戻る

10. 「処方内容が閲覧できません」

10-1. Q) 「処方内容が閲覧できません?」 _ 院外処方の場合
 

電子レセプトビューアを起動し、患者ごとの診療内容を閲覧しているのですが、処方内容(医薬品情報)が表示されません。
どうしたら良いでしょうか?

10-1. A)

院外処方の場合、支払基金/国保連への提出レセプトには処方内容が記載されません。このため「レセプトの内容を表示」する電子レセプトビューアでは、そのままでは処方内容を表示することが出来ません。
このような時は、レセコンから「処方内容を含んだ点検用の電子レセプト」を出力してください。この「点検用レセプト」を取り込むことで、電子レセプトビューア上で診療内容・処方内容を表示・閲覧できるようになります。
※点検用レセプトを出力する方法については、お使いのレセコンの説明書をご確認ください。なお一部のレセコン機種によっては点検用レセプトを出力する機能が無い場合もあるようです。

トップに戻る

11. 「登録したレセプトが閲覧できません」

11-1. Q) 「登録したレセプトが閲覧できません?」 _ ファイル数超過の場合
 

電子レセプトビューアを起動し、今月のレセプトを登録したのですが、閲覧画面で患者レセプトの内容が表示されません。 どうしたら良いでしょうか?

11-1. A)

システムの制限により、患者レセプトは総数1万6千件強までしか管理できません。
月々のレセプト件数が 1,000件を超えるような規模の大きな医療機関の場合、おおよそ16か月で上限に達してしまいます。
このような場合は、ビューア画面のトップページから「レセプトの閲覧」にある[過去レセを開く]ボタンをクリックし(必要に応じて「○○年を開く」ボタンも押し)、古いレセプトから順次、右端の[当月分のレセプトを削除]ボタンを用いて消去してください。
※ 月々のレセプトが1,300件程度であれば、直近の12カ月分まで管理できます。

※ 2012年12月15日付けのアップデータ適用後は、データの保存先がパソコンのハードディスク上に設定されます。 このハードディスクがNTFSフォーマット(ハードディスク用の一般的なフォーマット)であれば、実質的なファイル数の上限は無く、上記の「ファイル数超過」の問題は解消されます。

トップに戻る

12. 「次の患者レセプトが閲覧できません」

12-1. Q) 「次の患者レセプトが閲覧できません?」 (1) _ 読み込みタイミングを失した場合
 

電子レセプトビューアを起動し、閲覧画面で患者レセプトを点検しているのですが、「前へ」「次へ」のボタンが動作していないようです。 どうしたら良いでしょうか?

12-1. A)

PCの処理タイミングにより、患者レセプトの各ページ(患者情報画面、疾病画面、診療画面、等)の読み込みの同期に失敗した場合、「前へ」「次へ」のボタンが「無効(灰色表示)」になったり、あるいはボタンを押しても次患者への遷移が行われない現象が生じる場合が有ります。
この場合、「前へ」「次へ」の下の方にある「C」ボタンを押してみてください。これで当該患者レセプトの再読み込みが行われて、各ページ間の同期が再取得されます。
また、「C」ボタンを押しても「前へ」「次へ」が有効にならない場合は、「患者一覧」ボタンを押して患者一覧画面を表示させてみてください。この画面のボタンが「無効(灰色表示)」の場合、まだ同期が取れていません。この状態で再度「C」ボタンを押すことで同期処理が行われ、「前へ」「次へ」ボタンが有効になります。

トップに戻る
12-2. Q) 「次の患者レセプトが閲覧できません?」 (2) _ 画面横幅が足りない場合
 

電子レセプトビューアを起動し、閲覧画面で患者レセプトを点検しているのですが、「次へ」のボタンが表示されません。 どうしたら良いでしょうか?

12-2. A)

重点項目や電子付箋など、対象患者が1名のみの場合は「前へ」「次へ」のボタンが表示されません。
それ以外では、モニタ画面の横幅が足りず、患者情報が表示しきれない場合は、画面右端の「次へ」ボタンが画面外に隠れてしまうことがあります。
この場合、患者情報欄の下枠のところに表示される「横スクロールバー」を用いて、必要な箇所まで横スクロールしてください。
なおビューアの仕様上、モニタ画面の幅が十分あり、ウィンドウ内に全て情報を表示できている場合は、スクロールバーは表示されません。

トップに戻る

13. 「安全な取り外しができません」

13-1. Q) 「安全な取り外しができません?」 (1) _ プログラムが終了していない場合
 

電子レセプトビューアの画面を閉じ、Windows画面右下のアイコンから「ハードウェアの安全な取り外し」を実行してビューアのUSBを外そうと思ったのですが、「デバイスを停止できません」というメッセージが表示されてしまい、USBを取り外すことができません。
どうしたら良いでしょうか?

13-1. A)

PCの処理タイミングにより、ビューアのUSBへの書き込み動作が終わっていない場合にも「デバイスを停止できません」というメッセージが表示されることがありますが、多くは「02 終了」を実行していない場合に発生します。
ビューアを終了する際は、USBフォルダ直下にある「02 終了」を実行してください。
なお、Windows Vista / 7 をお使いの方で、起動時に「01 開始」を「右クリック」から「管理者として実行」している場合、「02 終了」も同じように「右クリック」から「管理者として実行」してください。
また、USBのフォルダを開いていたり、ビューア画面あるいはUSB内のファイルを開いたりコピーしている場合にも、「デバイスを停止できません」のメッセージが表示されるケースがあるようです。
このようなときは「ビューア画面を閉じる」、「USBのフォルダを全て閉じる」、「開いているファイルが有れば閉じる」、「コピー中の内容が有れば破棄する」を行ってみてください。
※ コピー中の内容は、Windows画面左下の「スタート」から「ファイル名を指定して実行」を選択して「Clipbrd」と入力して「OK」ボタンを押すと確認できます。このClipbrdの画面が開いたら「編集」から「削除」を選択して、コピー中の内容を全て破棄してください。

上記の手順を全て行っても「ハードウェアの安全な取り外し」が出来ない場合は、最終手段として、パソコンを終了(シャットダウン)させてからUSBを取り外してください。

トップに戻る

14. 「画面が真っ白で操作できません」「操作が遅くなりました」

14-1. Q) 「画面が真っ白で操作できません?」 (1) _ IEがハングアップした場合
 

電子レセプトビューアで患者レセプトの閲覧中、小画面を呼び出したら画面が真っ白になり何も表示されません。 仕方が無いので元の画面から次の患者に進んだり、メニュー画面に戻ろうとしても、何も反応しなくなりました。
どうしたら良いでしょうか?

14-1. A)

こうした場合、多くはIE(InternetExplorer)がハングアップしているケースが多いようです。 まず、右上の[×]ボタンを使ってIEの画面を閉じ、IEを終了させてください。 次にUSB直下の「電子レセプトビューア」のショートカットをクリックして、新たにビューアの画面を開いてみてください。 この新たに開いたビューア画面で通常の操作が可能であれば、システム(ローカルサーバー側)は問題なく動いています。
このまま操作を続けていただいても構いませんが、もし、このように「IEがハングアップ」する現象が多発する場合は、IEの詳細設定のいずれかの箇所が原因となっているため、ハングアップ現象自体を解決するには「詳細設定をリセット」してください。
IEのメニューバー、もしくはコントロールパネルから、「インターネットオプション」を開いて「詳細設定」タブを選択します。 この画面の右下に「リセット」ボタンがあり、IEを初期設定に戻すことが出来ます。
この「リセット」ボタンを押してIEを初期設定に戻すことで、ハングアップなどの不安定な状態を回避できるようになります。

また、マイクロソフトからも「IEの処理が遅い場合の対処方法」が公開されています。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/help/internet-explorer/slow-five-tips-to-boost-performance(別ウィンドウ)
必要に応じてこちらの情報もご参照ください。

トップに戻る

15. 「データの保存場所を変えたい」「パソコンを入れ替えたい」

15-1. Q) 「データの保存場所を変えたい」 (1) _ HDD保存/USB保存を変更したい
 

初回の起動時に、データの保存場所をパソコンのハードディスク(C:ドライブ)に設定しました。
自宅でもチェックできるようにしたいので、データの保存場所をUSBに戻したいのですが、可能でしょうか。

15-1. A)

個人情報保護の観点からは、データの保存場所としてパソコンのハードディスク上を強くお奨めしていますが、以下の方法でデータの保存場所をUSBに戻すことが可能です。
1. ビューアが起動していない状態(「02 終了」を実行した状態)で、USB直下の「03 バックアップ」を実行して、最新のバックアップデータを保存します。
2. 続いて「ツール」フォルダから「00 HDDデータ保存」を実行します。
   現在のデータフォルダが確認された後、保存先の再設定メニューが表示されます。
3. 保存先の設定メニューから [z] を選択し、USB上にデータ管理フォルダを設定します。
   保存先をUSBに設定し終えたら、画面のメッセージに従って「00 HDDデータ保存」を閉じます。
4. 続いて、同「ツール」フォルダから「04 データ復元」を実行します。
   手順(1)で保存したバックアップデータが、手順(3)で指定した「データ管理フォルダ」に書き戻されます。
   すなわち、最新の保存データがUSB内のデータ管理フォルダに書き込まれます。
5. これで全データをUSB上にて管理運用する設定が完了しました。

また、パソコンを入れ替えるなど、旧パソコンから新パソコンにデータを引き継ぐ場合は、以下の方法が可能です。
a) 旧パソコンのデータ管理フォルダ「HDD_RV」が「C:」ドライブにある場合、新パソコンの「C:」ドライブに「新しいフォルダ」を作り、フォルダの名前を「HDD_RV」にします。
b) 旧パソコンのデータ管理フォルダ「HDD_RV」を、フォルダごとUSBメモリなどにコピーします。(※フォルダ階層[サブディレクトリ構造]なども含めて全てのフォルダ/ファイルをコピーしてください)
c) 新パソコンに新たに設けたデータ管理フォルダ「HDD_RV」に、手順(b)でコピーした内容を全てペーストします。
d) 以上で、旧パソコンに保存していたデータを新パソコンに引き継ぐ作業は完了です。

トップに戻る

16. 「縦覧画面が表示されない」

16-1. Q) 「縦覧画面が表示されない」
 

電子レセプトを登録後、「縦覧画面を開く」ボタンから縦覧画面を表示させても過去の内容が表示されません。どうしたら良いでしょうか。

16-1. A)

縦覧集計では、各月ごとの電子レセプトに登録された患者情報(患者リスト)を用いて集計を行っています。このため、縦覧集計の対象月では、一度「全て」を選択して、その月の患者リストを生成しておく必要があります。
もし、縦覧画面の小ウィンドウが表示されるだけで、各月の内容が表示されない場合は、この「対象月での患者リストを生成する」ために各月で「全て」を表示させてから、縦覧画面を開いてください。

また、もし縦覧画面の小ウィンドウが表示されない場合は、当FAQの「3.ポップアップブロックが作動中のようです」を参照してください。

トップに戻る

17. 「レセコンから取り込めません?」

17-1. Q) 「レセコンから取り込めません」
 

電子レセプトビューアを起動して、「電子レセプトファイルの登録」メニューから電子レセプトを登録したいのですが、レセコンから取り込むにはどうしたら良いでしょうか。

17-1. A)

電子レセプトビューアは、提出用/点検用に出力された「電子レセプトファイル」または「レセプトチェッカーが保存している電子レセプト」を取り込んで登録・表示します。
レセコンから直接取り込む機能はありません。
電子レセプトビューアに登録するには、一度、レセコンから電子レセプトファイル(社保用、国保用)を出力してください。
そして、電子レセプトファイルの登録メニューから「電子レセプトファイルを選択して登録」を選び、その出力された電子レセプトファイルを指定して取り込んでください。

なお、レセコンから直接、オンライン請求で社保、国保の請求を行っている場合は、レセコンの操作説明を参照してFD/CD提出用の電子レセプトファイルの出力方法を確認してください。

トップに戻る

18. 「SQL ERROR?が表示されて正常に閲覧できません」

18-1. Q) 「SQL ERROR?が表示されて正常に閲覧できません」
 

電子レセプトビューアを起動して、「電子レセプトファイルの閲覧」を実行していたのですが、画面に「 Error:SQLSTATE[HY000] [2005] Unknown MySQL server host 'localhost' (11001) 」というエラーメッセージが表示されるようになり、傷病名や診療内容が閲覧できません。 どうしたら良いですか?

18-1. A)

この現象は「IPv6」と呼ばれる新しいIPアドレスの規格を採用している環境(Windows7など)において、アドレス解決に失敗した際に生じるようです。

回避策としては、電子レセプトビューアを起動しているパソコンの「hosts」ファイルを編集・追記した後、パソコンごと再起動させてからビューアを立ち上げ直すと復帰します。

「hosts」ファイルを編集する際は、こちらの「バッチファイル」をダウンロードのうえ解凍してご利用いただくか、または手作業で以下の手順で行ってください。

0. システムファイルの操作になりますので、管理者権限を持つユーザーとしてログインしてください。
1. C:\WINDOWS\system32\drives\etc\ フォルダを開き、「hosts」ファイルをデスクトップ等にコピーします。
2. 念のため、同じくデスクトップ上に「hostsバックアップ」フォルダを作り、こちらにも「hosts」ファイルをコピーして「控え」として保管します。
3. テキストエディタ(メモ帳など)を立ち上げ、エディタのメニューから「開く」の対象種別を「すべてのファイル」にして、先ほどデスクトップにコピーした「hosts」ファイルを開きます。
4. 「hosts」ファイルの末尾に、以下の2行を追加します。(全て半角英数で、localhostの前には半角スペースが入ります)
127.0.0.1 localhost
::1 localhost
5. エディタのメニューから「上書き保存」を行ってください。
6. 今、保存した「hosts」ファイルを右クリックして「プロパティ」を確認します。
・更新日時が上書き保存を行った現在日時になっているかどうか。
・ファイルの名前に「.txt」などの拡張子が付いておらず、ファイルの種類が「ファイル」になっているかどうか。
 (ここで種類が「テキストファイル」や「テキストドキュメント」など、「ファイル以外」になっている場合は、そのファイルの名前についている拡張子を消去してください)
7. この保存した「hosts」ファイルを、元のフォルダ(C:\WINDOWS\system32\drivers\etc)に「上書き移動」します。
確認のメッセージが表示された場合は、同意して継続してください。
8. 「hosts」ファイルの上書き移動が完了したら、パソコンを再起動してください。

以上で「SQL ERROR」は解消されていると思います。

トップに戻る