紙カルテ代行入力システム「マイクラーク」

[目次]

≪ 【 マイクラークとは > システム構成と初期設定 】       【 マイクラークの操作 > 認証の開始と終了 】 ≫

マイクラークの操作

ここでは「マイクラーク」の起動・終了操作について説明します。

「起動・終了」は、マイクラークのリムーバブルメディア(USB)を装着したサーバー機のPC上で行う操作です。 クライアント端末上では「起動・終了」操作は不要です。

起動と終了

マイクラークの起動と終了は、以下の手順で行います。

システムUSBの挿入〜開始バッチ(システム起動)

まず始めに、マイクラークのリムーバブルメディア(システムUSB)を、サーバー機として使用するPCに装着します。

マイクラークは、USBの挿入〜起動から終了〜USBの抜去まで、正しい手順に従って「挿入」「抜去」を行わないと、システムおよび保存データが破損する恐れがあります。 動作中のUSBは、絶対に抜去しないでください。

マイクラークのリムーバブルメディアは「システムUSB」「USB認証キー」の何れも、オリジナルのUSBメディアでないと動作しません。 複製やバックアップ目的で他のUSBメディアにコピーしても動作しませんのでご注意ください。

  1. PCのUSBポート(挿入口)に、マイクラークの「システムUSB」を挿入します。
  2. 「新しいハードウェアが見つかりました」というメッセージが表示された場合は、そのままお待ちください。 数秒〜数十秒程度でドライバの設定が完了し、認識されるようになります。

    マイクラークは、Windowsの標準ドライバで動作するように設計されているため、新たなドライバのインストール作業は不要です。

  3. 「この種類のファイルのディスクを挿入したり、デバイスに接続したりするたびに、Windowsが自動的に実行する動作を選択できます:」というメッセージが表示された場合は、「フォルダを開いてファイルを表示する エクスプローラ使用」を選択してください。
  4. USBの内容を示す新しいウィンドウが開きます。
    画面には、以下の内容が表示されます。

    もし、上記では無く「01 認証キー開始」「02 認証キー終了」「00 USBの取り外し」が表示された場合、挿入されたUSBは「USB認証キー」です。 もう一方のリムーバブルメディア「システムUSB」を空いているUSBポートに挿入してください。
    なお、既に挿入されている「USB認証キー」を取り外す必要はありません。 「認証キー」については[次ページ]で解説します。

  5. 01 開始 を選択してダブルクリックします。
    「コマンドプロンプト」と呼ばれる新規ウィンドウが開き、マイクラークのタイトル画面とバージョン情報および「システムを起動しますか。(y/n)」という確認メッセージが表示されます。
  6. 確認メッセージに、半角英字の「y」を入力して「Enter」キーを押します。
    システムの起動が開始され、「ローカルサーバーを起動しました。」「何かキーを押してください。「マイクラーク」を開始します。」というメッセージが表示されます。
  7. メッセージ表示後、どのキーでも良いのですが、例えば「スペースキー(キーボード手前の無地の横長、空白のキー)」を押すと、コマンドプロンプトの画面が閉じ、代わりにブラウザ(Internet Explorer)が起動して「紙カルテ代行入力システム「マイクラーク」」が表示されます。
    既に起動していた場合を除き「未ログイン」状態ですので、ログイン用の画面が表示されます。

    手順 4. で表示された「USBの内容を示すウィンドウ」は、システム終了時に使用します。開いたままにしておいてください。

    [次ページ]で解説する「認証」を行っていない状態のときは、ログイン画面に「USB認証キーによる認証が行われていません」というメッセージが表示されます。
    このメッセージが表示されている場合は「管理者」および「ドクター」としてのログインができません。 「管理者」または「ドクター」がログインするときは、[次ページ]の「認証」の手順を行ってください。

ログイン〜操作開始

マイクラークは「患者情報」を取り扱うシステムのため、ユーザー登録された人以外は利用できないように「ログイン」が必須となっています。
以下の手順でログインしてください。

  1. ログイン画面の「ID:」「Password:」欄に、マイクラークの操作をはじめる人のIDとパスワードを入力します。
  2. 「ログイン」ボタンを押すと、IDとパスワードによる認証が行われ、登録済みユーザーのモード(管理者、ドクター、クラークのいずれか)に従ってメニュー画面が表示されます。

    出荷状態では「管理者」以外のユーザーは登録されていません。
    最初に管理者としてログインして、利用者の登録(ID、パスワードとモードの設定)を行ってください。

    IDまたはパスワードのいずれかが間違っていた場合には、メニュー画面への遷移は行われず、ログイン画面のままとなります。(入力したIDとパスワードは空欄に戻ります)
    この場合は、全角・半角やCapsLockを確認のうえ、再度、IDとパスワードを入力してログインを試行してください。

  3. 「管理者」としてログインした場合は「ユーザー管理」のみ利用可能です。
    「ドクター」や「クラーク」としてログインした場合は、それぞれの権限に応じたメニューが利用できますが、「ユーザー管理」は利用できません。

    「管理者」や「ドクター」としてログインする際は、[次ページ]に解説する「USB認証キーによる認証」が必要です。 これは「管理者」や「ドクター」といった「権限を持つユーザー」を確認するための「物理的な鍵」となります。 この仕組みを用いることで、開院時には「クラーク」がシステムの起動を行い、かつ「受付処理」まで済ませておいて、実際に「ドクター」が利用する際には「認証キー」を使ってログインする、といった方法が可能となります。

操作終了〜ログアウト

マイクラークの操作を終了するときや席を離れるときは、権限を持たない他の人が手を触れることの無いように、以下の手順でログアウトしてください。

  1. 操作中の画面から「メニュー画面に戻る」ボタンを押し、メニュー画面に戻ります。
  2. 「ログアウト」ボタンを押し、ログアウトします。
    ログアウトが完了すると、「ログイン」画面が表示されます。
終了バッチ(システム終了)〜システムUSBの抜去

システムを完全に終了させるときは、以下の手順を行ってください。
なお、システムを終了させると、サーバー機だけでなく全てのクライアント端末からも「マイクラーク」の操作ができなくなります。
システムを終了させる際は、クライアント端末も含めて「作業中でないこと」を確認するようにしてください。

マイクラークのUSBを抜去する際は、必ず以下の手順に従ってください。 動作中のUSBは、絶対に抜去しないでください。 正しい手順に従わずに抜去すると、システムおよび保存データが破損する恐れがあります。

  1. ログイン中のユーザーは、すべてログアウトしてください。
  2. 前述の「システムUSBの挿入〜」の項で説明した、手順 4. の「USBの内容を示すウィンドウ」から「02 終了」を選択し、ダブルクリックします。
    「01 開始」のときと同じように、マイクラークのタイトル画面とバージョン情報および「システムを終了しますか。(y/n)」という確認メッセージが表示されます。

    「USBの内容を示すウィンドウ」を閉じてしまったときは、「マイコンピュータ」を開き、表示されている「リムーバブルディスク」を開いてください。
    「リムーバブルディスク」の内容に「02 終了」が見当たらないときは、マイコンピュータ内の別のリムーバブルディスクを開いてください。

  3. 確認メッセージに、半角英字の「y」を入力して「Enter」キーを押します。
    システムの終了が開始され、「システムを終了しました。何かキーを押してください。」というメッセージが表示されます。
  4. メッセージ表示後、どのキーでも良いのですが、例えば「スペースキー(キーボード手前の無地の横長、空白のキー)」を押すと、コマンドプロンプトの画面が閉じ、システム終了の手順が完了します。
  5. USBを取り外す場合は、ウィンドウズ画面右下のアイコンから「ハードウェアの安全な取り外し」アイコン(Windows7の場合は「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコン)をクリックして、取り外すUSBを選択してください。
  6. 「ハードウェアの取り外し」が安全に行える旨のメッセージが表示されたことを確認してから、USBを抜去してください。

    WindowsXPの利用中、画面右下の「ハードウェアの安全な取り外し」が見つからない場合は、手順 4. の「USBの内容を示すウィンドウ」から「Q」フォルダを開き「00 USBの取り外し」をクリックしてください。「ハードウェアの安全な取り外し」画面が表示されますので、取り外すUSBを選択して「停止」ボタンを押し、確認画面で「OK」ボタンを押してください。
    その後、停止したUSBを抜去します。

    マイクラークのシステムを終了した場合[次ページ]の「USB認証キーによる認証」も解除されます。 なお「USB認証キーによる認証」自体が「マイクラーク・システム」に対する認証であるため、システムUSBが抜去された状態では「認証開始」も「認証終了」も出来ません。

起動できないときは

上記の手順に従ってもマイクラークが起動できない場合の対処について説明します。

システムが正常に起動できていないときは、「01 開始」の画面の後に立ち上がるブラウザ(Ineternet Explorer)に「マイクラーク」が表示されず、代わりに「Internet Explorerではこのページは表示できません」という画面が表示されます。

「01 開始」の画面内容を確認

最初に「01 開始」をもう一度実行してみてください。 このとき、コマンドプロンプト画面の中ほどに「Now we start Apache」「Starting "apache"...」という2行が確認できると思います。
この次の行の表示が「"apache" is not started.」である場合は、何らかの原因でWebサーバーの起動が失敗しています。

「"apache" is not started.」と表示されていても、その直前の行が「Process "X:\xampplite\apache\bin\httpd.exe" is already running.」の場合は、既にマイクラーク用のWebサーバーが起動していることを示しています。 これはマイクラークの起動中に「01 開始」を重ねて実行してしまった場合に表示されるメッセージです。 この場合は「"apache" is not started.」のメッセージが表示されても問題ありません。

もし「"apache" is started.」と表示されているのに、ブラウザには「マイクラーク」が表示されず、代わりに「Object not found!」と表示された場合は、マイクラーク以外のWebサーバーが起動しています。

起動中のプロセスを確認

上記のいずれの場合でも、起動中のプロセスを確認して対処することになります。

  1. まずは、ウィンドウズ画面左下の「スタート」から「すべてのプログラム」→「アクセサリ」と進み、「コマンドプロンプト」を選択してコマンドプロンプト画面を開きます。
  2. 次に、コマンドプロンプト画面に「netstat -ano」と半角英字で入力して「Enter」キーを押します。(ハイフンの前に半角空白が一つ入ります)
  3. 画面に表示された内容のうち、「Local Address(ローカルアドレス)」の列を見ます。 この中で、80番ポートを使用している行(X.X.X.X:80)を探して、右端の「PID」を確認してメモしておきます。
  4. 確認できたら、コマンドプロンプトに「exit」と入力して「Enter」キーを押し、コマンドプロンプト画面を閉じます。
  5. ウィンドウズの画面上で「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押し、「Windows タスクマネージャ」を起動します。
  6. タスクマネージャの「プロセス」タブを選択し、かつメニューバーの「表示」の項から「列の選択」を選択します。
  7. 「列の選択」画面で「PID(プロセスID)」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。
  8. 先ほどメモしておいた「PID」と同じ番号の行を探し、どの項目が80番ポートを使用しているのか確認し、また項目名をメモしておきます。
  9. 停止しても問題のない項目かどうかを確認し、止めて良いのであれば、その項目を選択して「プロセスの終了」ボタンをクリックします。
  10. 「01 開始」をもう一度実行し、起動できることを確認します。

上記の手順を行っても起動できない場合は、USBを取り外し、別のWindowsマシン上で起動を試みてください。 他のマシン上で起動できるのであれば当該PC固有の問題と考えられますし、どのマシン上でも起動できない場合はUSBが破損している可能性があります。

PCの起動に関する問題

PCにリムーバブルメディア(USB)を装着したままにしておくと、PCの起動時(再起動時を含む)に、OSの読み込みが出来ずにPCが起動できなくなる場合があります。
このようなときは、電源ボタンを長押し(15秒以上、押し続ける)して、一旦、PCの電源を切ってから、装着されているUSBを取り外してください。 そして、PCの電源を再投入して起動が完了してからUSBを装着するようにしてください。

終了できないときは

「安全な停止」が出来ないときは

「マイクラーク」の動作中に、システムがスリープしたりスタンバイモードに入った場合、「02 終了」バッチを実施しても、Apacheのプロセスが終了しないケースがあります。 この状態になると「ハードウェアの安全な取り外し」を実施しても「動作中のため取り外しができない」旨のメッセージが表示されて、USBの抜去が出来ません。

この場合は、以下の手順を実施してください。

  1. ウィンドウズの画面上で「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押し、「Windows タスクマネージャ」を起動します。
  2. 「Windowsタスクマネージャ」画面で「プロセス」タブを選択します。
  3. 表示されているプロセス画面の列タイトル「イメージ名」をクリックして、動作中のプロセスを名前順に整列させます。
  4. プロセス名に「httpd.exe」があれば、そのプロセス名を選択して「プロセスの終了」ボタンをクリックします。
  5. 「httpd.exe」を全て終了させたら「Windowsタスクマネージャ」の「ファイル」メニューから「タスクマネージャの終了」を選択して画面を閉じます。
  6. この後「ハードウェアの安全な停止」を再び実施してください。
≪ 【 マイクラークとは > システム構成と初期設定 】       【 マイクラークの操作 > 認証の開始と終了 】 ≫

©2011 Cypher.co.Ltd,